デザイナーの仕事内容とは?プロがリアルな現実をQ&A方式で解説

デザイナーの仕事ってつらい?帰宅時間は?未経験でもなれるの?など、

デザイナーの仕事って実際にはどうなのかなどの疑問をデザイナー歴9年目のプロデザイナーが解説します。学校や本では教えてくれない、デザイナーに興味がある人が気になるリアルな情報を中心に扱います。

Renton

リアルさを出すためにQ&A方式で解説します。

デザイナーを目指している方や転職を考えている方などの参考になったらと思います。

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目次

Q : デザイナーの仕事はつらい?

世間一般的にはデザイナーの仕事は激務で、徹夜なども頻繁と言われています。センスや体力に自信がないと続かないというイメージですが実際はどうなのでしょうか?

A : 激務であることは確かだが、デザインが本当に好きならつらくない

デザインには納期があるため、限られたスケジュールの中でクライアントが納得のいくデザインを制作しなければなりません。スケジュールが押せば帰りが遅くなる、最悪徹夜や休日出勤などになるケースもあります。

Renton

ただ、働き方改革が進む最近ではほとんど聞かなくなりました

激務と言われていたデザイン業界も変化が著しく、最近は“短期間でいかに質の高いデザインをするか”という考えにシフトしています(裁量労働制)

そのため、リモートも含め、働きやすい環境にどんどん変化しています。

ハードな面も残っているのは確かですが、自分のデザインしたものが誰かに見てもらえる。お店に並んでいる。誰かに買ってもらえる。という喜びは他では味わえない快感です。

この快感を1度味ってしまったら、多少の労働時間の長さなどは気にならなくなりました。

デザインすることが本当に好きならば多少のつらさは乗り越えられる(個人的意見です)

Q : デザイナーは未経験でもなれる?

デザイナーといえば、専門職というイメージがあります。美大やデザインの専門学校もあり、人気職でもあるので未経験でもなれるのでしょうか?

A : デザイナーは未経験でもなれます

デザイナーには特別な資格は必要ありませんし、必ず美大や専門学校を出ている必要はありません。

ただし、IllustratorやPhotoshopなどデザインソフトを全く扱えないと正直厳しいです。

現在のグラフィックデザインではIllustratorやPhotoshopなどを使ってデータ制作、データ入稿が主流なので、全く扱えないととても不利になります。

Renton

デザインソフトは独学でも充分に習得可能です。

デザインソフトはあくまで表現のための道具なので、その使い方はある程度知っておいた方が良いです。

ポートフォリオ(作品集)はデザイナーになるためにはほとんどの場合必要です。

Q : デザイナーは絵が上手くないとなれないの?

デザイナーといえば絵が上手くないとなれないというイメージがあります。実際に絵が上手くないとなれないのか、どれくらい上手ければ良いのでしょうか?

A : デザイナーは絵が描けなくてもなれます

意外にもデザイナーは絵が上手く描けなくてもなれます。

デザイナーは絵を描くことが専門ではなく、あくまで絵などを素材としてデザインする力が求められます。ラフ程度のものを相手に正確に伝えられる画力があれば不利にはなりません。

Renton

実際に僕も絵はそんなに得意ではありません。

絵を上手く描くことが求められるのは“イラストレーター”という別の職種になります。

デザインの現場では“デザイナー”と“イラストレーター”が明確に分けられています。デザイナーには絵が一般の方より上手である人が多いだけで必須スキルではありません。

必須スキルではないが絵が上手いことはデザイナーとして武器になる

Q : デザイナーは私服勤務?

デザイナーは私服のイメージがあるけど、会社勤務だとどうなの?クライアントとの打ち合わせやプレゼン時の格好などはどうなのでしょうか?

A : デザイナーは私服勤務が大多数

デザイナーの多くは私服で働いています

もちろん、会社や個人事務所などによっては稀に服装の指定がある場合があります。

Renton

僕の知り合いのデザイナーで私服勤務でない人は1人もいません。

私服と言っても仕事ですので、ボロボロの服やビーチサンダルなどデザイナーとしてセンスや品位を保てる服装がベターです。

クライアントとの打ち合わせやプレゼンなどの場合は、ジャケットを着用するなど普段よりビジネスフォーマルを意識した服装にする場合が多いです。

デザイナーらしいセンスの良い服装であればほぼ問題なし

Q : デザインの参考資料などはどうしてるの?

プロはデザインのアイデアを練る際に何か特別な事をするの?デザイナーはどのような手段でデザインの参考資料を集めているのでしょうか?

A : 現地調査やネットや本を活用して参考資料を集める

まずデザインをする前には参考資料を集めて分析し、アイデアを練ります。

何も調べず、いきなりデザインを制作することはほとんどありません。競合商品の情報や、売り場での展開などを知るために、実際に現場に足を運んで情報を集めます。

Renton

現地調査の事を現調(げんちょう)と業界では略されます。

今ではネットで多くの情報が得られますので、ネットやアプリで参考資料を集めるのが主流です。

さらに、デザイン事務所や会社にはデザインの参考にするための作品集などのデザイン本が揃えられていることが多いため、本からも参考資料を収集します。

プロでもデザインする前には調査と分析をしっかりおこなってからデザイン制作に取り掛かります

Q : デザインに使う素材やフォントはどうしているの?

デザインをするうえで必要な素材やフォントはどうしているのか気になりますね。ビジネスで無料素材は使って問題ないのでしょうか?どんな素材サイトを使っているのでしょうか?

A : 素材やフォントは有料のものが多いが、無料も使ってOK

デザインに使う素材やフォントは有料のものが多いです。

その理由としては、“有料の方がクオリティが高いため、必然的に有料素材が多くなる”ためです。

Renton

もちろん無料の素材やフォントを使うことがNGなわけではありません。

クオリティが高いだけでなく、有料素材やフォントはライセンスなどもしっかり配慮されているため、ビジネスで使うものとしてリスクが少ないという理由もあります。

デザイナーの多くはフォントも“モリサワ”や“Adobeフォント”などの有料フォントを使っています。無料フォントの中には商用利用不可のものが多いのも理由の1つです。

商用利用NGな素材やフォントなどもあるため、ビジネスで使う場合は慎重になる必要があります。

デザイナーの責任問題になるので特に無料素材の扱いには注意が必要

Q : デザイナーの将来性ってどうなの?

仕事がハードなイメージがあるデザイナーを長く続けられるか心配だったり、在宅化が進む社会の中で、デザイナーは将来的にどうなんでしょうか?

A : よりスキルと質を求められる時代になるがその分、夢がある

在宅化とデジタル化が進み、誰でもある程度デザインが出来てしまう時代になっています。

誰でもデザインソフトを扱え、それなりのデザインが出来てしまうからこそ、プロのデザイナーはよりスキルと質が求められるようになっていきます。

Renton

言い換えれば質の高いデザインをすることができれば仕事は自然と集まってきます。

デザイナーは手に職なので、プロとして経験とスキルが1度ついてしまえば将来の選択肢は広がります。また、デザインの需要は常に一定数ある上に、デザインができると様々な分野や仕事に応用が効きます。

将来的にはフリーランスとして働き方や稼ぎ方を自分で選ぶこともできます。

デザイナーは実力次第で働き方や稼ぎ方をステップアップさせることが充分に想定できる職種

デザイナーのリアルな現実まとめ

デザイナーのリアルな現実をQ&A方式でご紹介しました。

デザイナーになりたい方や転職を考えている方の参考になればと思います。デザイナーの現状も少しずつ変化していますが、僕はデザイナーになって本当に良かったと思っています。

Renton

絵が描けなくても、未経験でもデザイナーになることは出来ます。

1番重要なのは「デザインが本当に好き」という気持ちだと思います。それがある方にはデザイナーは心からおすすめの職業だと思っています。

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Renton

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Renton

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この記事を書いた人

Rentonのアバター Renton グラフィックデザイナー

制作会社でグラフィックデザイナーをしているRenton(レントン)です。
都内在中でデザイナー歴9年目です。
パッケージデザインからCI・VI、広告や販促ツール、Webやイラストなどを中心としたグラフィックデザインやトータルブランディングを仕事にしています。

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