Adobe Fonts(アドビフォント)は商用利用可能?安心して利用する為に知っておくべきポイント

Adobe Fonts(アドビフォント)はプロも使用するフォントサービスです。

Creative Cloudプラン加入者なら追加料金無しで25,000を超えるフォントが無制限で使い放題という超優良サービスですが、商用利用など、どこまで自由に扱っていいか迷うこともあるかと思います。

Renton

商用目的でAdobeフォントを使用予定の方は正しく理解しておく必要があります!

この記事ではAdobe Fonts(アドビフォント)のどんな場面で商用利用が可能なのか、不可能なのかという具体例を挙げながら解説してます。

こんなことがわかる記事です

  • Adobeフォントってそもそもどんなサービス?
  • Adobeフォントは商用利用可能なのか
  • Adobeフォントが商用利用出来る場合の具体例
  • Adobeフォントが商用利用出来ない場合の具体例
  • 途中でCreative Cloudの利用を停止したらAdobeフォントの商用利用はどうなるのか

意外と知られていない規約などもありますので、正しく理解してAdobeフォントを使っていきましょう。

Adobeフォントを使ってみたい方はAdobeフォント+Adobeソフトが使い放題になるAdobe CCがおすすめです!こちらのAdobe CCを安く購入する方法を参考にしてください。

目次

Adobe Fonts(アドビフォント)とは

そもそもAdobe Fonts(アドビフォント)とは、Adobe社が提供するフォントサービスでプロも愛用する高品質なフォントを印刷やweb、映像などの制作物に使用することができます。

Adobe Fonts(アドビフォント)はすべてのCreative Cloudプランに含まれ、追加料金無しで使い続けることが可能

  • Creative Cloudプラン加入者なら追加料金無しで利用が可能
  • 一部無料でも使用可能
  • プロも愛用する高品質なフォントが多数
  • Adobeソフトとの連携がスムーズ
  • フォントは追加されていく予定でCreative Cloudプラン加入後からも追加フォント利用可能
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僕ももちろん使っています!

Adobe Fonts(アドビフォント)の特長はそれぞれ詳しく解説しますが、Adobe Fonts(アドビフォント)でどんなフォントが使えるかを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

25,000を超えるフォントが使用可能

2023年現在でAdobe Fonts(アドビフォント)は25,000を超える数になっています。数だけでなく、世界中の有名フォントメーカーとも提携していて使えるフォントの質も非常に高いです。

Adobe Fonts(アドビフォント)で使えるメーカー例
  • モリサワ
  • Font Works
  • 砧書体制作所
  • FONT1000
  • SCREENグラフィックソリューションズ
  • 白舟書体
  • 凸版印刷
  • 大日本印刷

Creative Cloudアプリでの連携がスムーズ

Adobe Fonts(アドビフォント)はIllustratorや PhotoshopなどAdobe製品との連携がスムーズで、Adobeソフトを使用中に必要なフォントをアクティベート(同期)できたりして便利です。

データの共同作業などでデータの受け渡しがある場合でもCreative Cloudメンバー同士であれば、相手側にもスムーズにフォントがアクティべートされる

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ユーザーがAdobeフォントを使いやすいように考えられています!

詳しいAdobe Fonts(アドビフォント)の使い方に興味のある方はこちらのAdobeフォントの追加方法と使い方を現役デザイナーが解説を参考にしてください。

Creative Cloudプラン加入者なら追加料金無しで使い放題

25,000を超える優良なフォントをCreative Cloudプラン加入者なら追加料金無しで全て使い続けることが可能です。

無料会員でもAdobe Fonts(アドビフォント)を使用することが出来ますが、使える数に制限がかかるのでAdobeフォントのメリットを最大限利用するならCreative Cloudメンバーになる事をおすすめします。

>> Adobe CCを安く買う方法まとめ〈誰でも可能な鉄板節約術〉

Adobe Fonts(アドビフォント)は商用利用可能なのか

Adobe Fonts(アドビフォント)は使い勝手もよく優れたサービスですが、安心して使い続ける為に利用規約などの使うに当たってのルールをご紹介していきます。

【結論】Adobe Fonts(アドビフォント)の商用利用は可能 ※ただし一部例外あり

Adobe Fonts(アドビフォント)の商用利用も個人利用も可能ですので、プロも安心して使い続ける事ができます。

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しかもライセンスの自由度もかなり高いと個人的には思っています

詳しい利用規約は公式HPのAdobe Fonts の利用規約を参考にしてください。

Adobe Fonts(アドビフォント)が商用利用出来る場合の具体例

Adobe Fonts(アドビフォント)は基本的に商用利用可能で、かつ自由度も高いサービスですが商用利用が一部認められていないケースもあるので、正しく理解しなければいけません。

Adobe Fonts(アドビフォント)が商用利用が可能といえど、どんな使い方をしても全て許されるわけではありません。

よくあるケースで商用利用が明確に承認されている具体的な例をご紹介していきます。

Adobe Fonts(アドビフォント)を使ったロゴ制作や商標登録はOK

まず、Adobe Fonts(アドビフォント)を使ったロゴ制作や商標登録は認められています。

Adobe Fonts(アドビフォント)を利用したロゴ制作、商用利用、商標登録も可能なので、ロゴ制作の際はAdobeフォントを使用していた方がトラブルも少なく安心です。

ロゴを著作権で保護すること、または商標登録することはできますか?

はい。ロゴは著作権で保護したり、利用規約に従い、商標として登録したりすることができます。(Adobe Fonts にあるフォントはすべて Adobe Fonts の利用規約に従います。フォントの提供元の webサイトでは商標登録不可となっていても、Adobe Fonts からアクティベートした場合は、問題ありません。)

Adobe公式HP : フォントのライセンス
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これが認めらているのはかなり大きいです!

Adobe Fonts(アドビフォント)の形の変更はOK

Adobe Fonts(アドビフォント)で使えるフォントの形を変更する事も認められています。

ロゴ制作の際にフォントをアウトライン化して自由に形を変える事もOKですし、その文字を使った商用利用ももちろんOKです。

直接フォントソフトウェアファイル自体に変更を加えることは不可

フォントの外観を変更したり、そのフォントを商品に使用したりすることはできますか?

はい。アウトラインに変換したフォントを変更したり装飾したりすることはできます。作成された画像は、著作権で保護したり、商標登録したり、商品に使用したりすることができます。

ただし、フォントソフトウェアファイル自体に変更を加えることはできません。

Adobe公式HP : フォントのライセンス

Adobe Fonts(アドビフォント)を使用した印刷物をクライアントへ提供してもOK

商用利用となれば、デザインデータや印刷した納品物を第三者に渡す事になる場合がほとんどですが、こちらも場合も認められています、

ただし、画像やPDF埋め込みなど第三者がカスタマイズ出来ないような形式に限ります

もし第三者がAdobe Fonts(アドビフォント)を利用したデザインを変更したい場合は、第三者もCreative Cloud サブスクリプションなどでライセンスを取得する必要があります。

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データを納品する場合などはフォントを全てアウトライン化して編集できないようにしておくのがベストです

Adobe Fonts(アドビフォント)を使用したデザインを販売してもOK

Adobe Fonts(アドビフォント)を利用してTシャツやグッズなどの販売も個人利用・商用利用どちらの場合でも認められています。

販売規模や販売数などの上限の制限もありません

Adobe Fonts(アドビフォント)を使用したデザインにクレジット表記しなくてもOK

Adobe Fonts(アドビフォント)を使用したデザインにはクレジット表記をしなくても良い事も認められています。

クレジット表記は必要ないので気にする事なく、1つのデザインに何種類のAdobe Fonts(アドビフォント)を使用することができます。

PDFなどの電子ドキュメントへのAdobe Fonts(アドビフォント)埋め込みはOK

基本的にPDFなどの電子ドキュメントへのフォントの埋め込みも認められています。

ただし既存のコンテンツの表示または印刷にのみ使用ができる

注意しなければいけないのが、第三者にPDFデータを渡した際に新しいドキュメントのバリエーション、テンプレートなどの新たなコンテンツへの展開・作成には使用することができません。

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デザインテンプレートを作成した後、第三者が他のツールへ展開するなどはNGです!

第三者が編集や他ツールへの展開をしたい場合は、第三者もCreative Cloud サブスクリプションなどでライセンスを取得する必要があります。

商用目的の動画コンテンツにも使用OK

Adobe Fonts(アドビフォント)は印刷物だけでなく、Webや動画などのコンテンツにも商用目的での使用が認められています。

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幅広いコンテンツでAdobeフォントの商用利用は認められています

Adobe Fonts(アドビフォント)が商用利用出来ない場合の具体例

Adobe Fonts(アドビフォント)は商用利用のできる範囲も広いですが、商用利用出来ない場合ももちろんあります。

Adobe Fonts(アドビフォント)はどんな場合でも商用利用が可能と思い込んでいては思わぬ危険なケースもあるので、商用利用出来ない場合も正しく理解しておく必要があります。

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意外なケースもあるので知らずに使ってしまう恐れもあります

Adobe Fonts(アドビフォント)の1文字をそのまま使った製品はNG

まず、Adobe Fonts(アドビフォント)で提供されるフォントの「1文字」をそのまま使った製品の商用利用は認められていません。

意外に思われるかもしれませんが、フォントの「あ」や「愛」などの1文字をそのまま使った商品(ステッカーやキーホルダーなど)の作成は全面的に禁止されているので注意が必要です。

Adobe Fontsにあるフォントを使って、一文字からなるステンシル、ステッカー、ジュエリーなどを作ることはできますか?

いいえ。個々の文字・字形のデザインをそのまま使った製品を作ることは、製品がどのようなものであっても、禁止されています。

Adobe公式HP : フォントのライセンス

Adobeフォントを使用した制作物をクライアントがカスタマイズするのはNG

何度か触れてきましたが、Adobe Fonts(アドビフォント)を使用した制作物をクライアントがカスタマイズするのは禁止されています。

少しややこしいですが、Adobe Fonts(アドビフォント)を使用した制作物をクライアントが改変せず利用する(印刷やサイトへ記載など)ことは認められていますが、文字を打ち変えたりなどの編集することは禁止されている

○ 商用利用が認められるケース

Adobe Fonts(アドビフォント)を使用した画像データをクライアントに渡し、そのまま印刷した場合

× 商用利用が認められないケース

Adobe Fonts(アドビフォント)を使用したプレゼンテンプレートをクライアント※に渡し、会議用にAdobeフォントを使用している文字を打ち替えて使用した場合

※ライセンスを持っていない事を前提

第三者がAdobe Fonts(アドビフォント)を使用した制作物を改変する場合は、第三者もCreative Cloud サブスクリプションなどでライセンスを取得すれば問題はありません。

自分のライセンスをクライアントのWebサイトで使用するのはNG

WebサイトにAdobe Fonts(アドビフォント)を使用する事は問題ありませんが、ライセンスを所有していない第三者のサイトでは使用することは出来ません。

制作者がAdobe Fonts(アドビフォント)のライセンスを持っていてもクライアント側でサイトを表示する場合は、クライアントもライセンスを取得する必要がある

これは意外と勘違いしている人もいるのではないでしょうか?

Renton

自分は実際仕事でこの問題に直面して、クライアントにライセンスを取ってもらいました!

途中でCreative Cloudの利用を停止したらAdobe Fonts(アドビフォント)の商用利用はどうなるのか?

Creative Cloudの利用を途中で停止したら、それまで使用していたAdobe Fonts(アドビフォント)はどうなるのでしょうか?

【結論】状況によって変わるので状況に合った対応が必要になる

Creative Cloudの利用を途中で停止したら、ライセンス資格を失う事になるので基本的にAdobe Fonts(アドビフォント)の利用ができなくなりますが、状況によって使用し続けられる場合もあります。

これまでAdobe Fonts(アドビフォント)を利用した制作物はどうなるのか

基本的にPDF や画像形式などのフォントデータが埋め込まれたファイルやアウトライン化された制作データなどは、利用停止後もすべて正しく表示されます。

フォントデータが埋め込まれたファイルやアウトライン化された制作データなどは、サブスクリプションの状態にかかわらず、再生成や配布を行うことができる

つまり、既にAdobe Fonts(アドビフォント)を利用して制作されたデータも画像化やアウトライン化されていれば、ライセンスを失った後でも商用利用も可能という事です。

Renton

フォントを代替したくないデータは画像化やアウトライン化しておくのがおすすめです!

アウトライン化されていないデータはどうなるのか

基本的にライセンス資格が無い状態ではAdobeフォントは表示されず、Adobe Fonts(アドビフォント)を指定いるデータは他のフォントに強制的に置き換わってしまいます。

過去にAdobe Fonts(アドビフォント)を利用して制作されたデータもライセンス資格を失うと、Adobeフォントは表示されなくなります

Adobe Fonts(アドビフォント)が強制的に表示されなくなるので、当然商用利用も出来なくなります。

Creative Cloudをキャンセルした場合、これらのフォントを使用して作成したファイルを使用し続けることはできますか?

状況によって異なります。PDF や画像形式などのフォントデータが埋め込まれたファイル、およびラスタライズまたはアウトライン化されたテキストは、キャンセル後もすべて正しく表示されます。これらのタイプのファイルは、サブスクリプションの状態にかかわらず、再生成や配布を行うことができます。

InDesign または Word ドキュメントなど、コンピューター上のフォントを参照するドキュメントでは、フォントが見つからないという警告が表示され、Adobe Fonts からのフォントの代わりにプログラムのデフォルトフォントが使用されます。これらのファイルの表示または編集を続けるには、新しいフォントライセンスを購入し、該当するフォントをコンピューターにインストールする必要があります。

Adobe公式HP : フォントのライセンス

再度Adobeフォントを表示させるには

一度ライセンス資格失いAdobe Fonts(アドビフォント)が表示されなくなった場合から、再度Adobe Fonts(アドビフォント)を利用・表示させたい場合はまた新たにライセンスを取得する必要があります。

Renton

Adobeフォントが表示されなくなって困ったら新たにプラン契約をすれば再び今まで通りに利用が可能になります!

コンプリートプランなどの月額料金が高くて解約してしまった人には、使えるソフトを絞って月額料を抑えることができるプランもありますのでこちらの記事を参考にしてください。

Adobe Fonts(アドビフォント)の商用利用についてのまとめ

Adobe Fonts(アドビフォント)は高品質なフォントを印刷やweb、映像などの制作物に使用することができる優良サービスです。

商用利用も可能で、かつ自由度も高いサービスの為、アマチュアからプロまで幅広いユーザーを抱えているサービスが故にどんなケースでも商用利用が可能だと思い込んでしまう場合もありますが注意が必要です。

Adobe Fonts(アドビフォント)は基本的に商用利用可能だが、例外もある

Renton

自由度の高いAdobeフォントですが、商用利用が不可能なケースもあることをしっかり理解して利用を続けることが大事です!

理解した上で利用するなら最高のフォントサービスだと思うので、安心安全にAdobeフォントを利用していきましょう!

【FAQ】Adobe Fonts(アドビフォント)は商用利用に関するよくある質問

最後にAdobe Fonts(アドビフォント)は商用利用に関するよくある質問をまとめてみました。

Adobe Fonts(アドビフォント)は商用利用OKですか?

Adobe Fonts(アドビフォント)の商用利用は可能です。

自由度も比較的高く、商用目的でも個人利用目的でも可能です。

Adobe Fonts(アドビフォント)は使えなくなることはありますか?

あります。

Creative Cloudの利用を途中で停止したら、ライセンス資格を失う事になるので基本的にAdobeフォントの利用ができなくなります。

ライセンスを所有していない第三者がAdobe Fonts(アドビフォント)を改変できますか?

いいえ、できません。

第三者がAdobe Fonts(アドビフォント)を使用した制作物を改変する場合は、第三者もCreative Cloud サブスクリプションなどでライセンスを取得する必要があります。

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この記事を書いた人

Rentonのアバター Renton グラフィックデザイナー

制作会社でグラフィックデザイナーをしているRenton(レントン)です。
都内在中でデザイナー歴9年目です。
パッケージデザインからCI・VI、広告や販促ツール、Webやイラストなどを中心としたグラフィックデザインやトータルブランディングを仕事にしています。

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