デザインを制作するにあたって最も要求が多いのが「高級感あるデザイン」です。
デザインに高級感を付加して商品やサービスを魅力的に魅せたいというクライアントが多いのは納得ができます。ただ、高級感をデザインで出すと言ってもなかなか難しいかと思います。
そこで、現役デザイナーが高級感が出るデザインのコツやポイントを解説していきます。
高級感を出すといっても様々なアプローチがあります。
高級感が出るデザインのポイントを知り、コツを意識しながら制作すれば簡単に高級感を出すことができるかと思います。
〈高級感を出すコツ1〉余白を大きくとる
まず高級感を出すコツとして、「余白を大きくとる」ことが重要です。
高級感が感じられるデザインの特長として余白がしっかりととられている場合が傾向として多いです。
これは、充分な余白から「品の良さ」「落ち着き」「格式」「余裕」などを感じることができるからです。
情報や要素がたくさん詰まってごちゃごちゃしているデザインはどこか安っぽく感じませんか?
情報や要素が多いと、アピール感が強くなり品の良さが失われ、レイアウトに余裕がなければ、落ち着いた雰囲気などがデザインで表現しづらくなります。
余白を充分にとることで、品の良さ、落ち着きや余裕などの高級感を感じられる要素を表現しやすくなる。
〈高級感を出すコツ2〉配色を意識する
高級感を出すコツとして、「配色を意識する」ことも重要です。
高級感が出しやすい色として「金」「銀」「黒」が挙げられます。
この3色はその色のイメージから簡単に高級感を出すことができますので、全体の配色ベースをこの3色から選んでみるのが手っ取り早いです。
その他の色を使って高級感あるデザインを作ることも可能です。
その場合、「グラデーションを使う」ことが高級感を出す上でとても重要です。
使いたいキーカラーより、暗いトーンの色をグラデーションとしてプラスして使うことで、デザインに奥行きと重厚感が生まれ、高級感が出やすくなる。
明るい印象にしたい場合は、グラデーションの深さを浅くすることで解決できます。
〈高級感を出すコツ3〉文字は小さめにする
高級感を出すコツとして、「文字の大きさ」も重要です。
文字を小さめにすることは、コツ1の「余白を生む」ことにも直結してきます。デザイン初心者でなかなかできないのが「文字を小さくする」ことです。
小さいと読めないのでは?という不安から必要以上に大きくしがちです。
しかし、デザインが出来る人ほど、どこまで文字を小さくしても良いかをわかっている為文字を小さくできます。
- 文字を小さくしても、近くに別の要素を置かずに、余白を充分に取れば問題ない。
多少文字が小さくても、充分に余白が取れていれば、視認性が下がることはありません。
〈高級感を出すコツ4〉文字間を広げる
高級感を出すコツとして、「文字間を広めにとる」も重要です。
文字間を広げることは、「文字を小さくする」事と併用で考えると高級感を出す上で効果的です。また、文字間を広げることは最終的に「余白を生む」ことにも直結してきます。
高級感をがあるデザインでは余白を生むことが最重要ポイント
文字間を広げることで、文章にもゆとりや余裕が生まれ、高級感を感じる事ができます。
〈高級感を出すコツ5〉フォントを変える
高級感を出すコツとして、「フォント選び」も重要です。
フォントはデザインのトンマナを決める上で重要な役割をになっています。高級感が感じられるフォントを選び、統一させることが雰囲気作りでは非常に重要です。
高級感あるフォントと言われても初心者の方には選ぶのが難しいかもしれません。
僕は高級感を出したいとき「A1明朝体」や「Trajan」などを使うことが多いです。
他にもたくさんはフォントは存在しますので、デザインの雰囲気にぴったり合うフォントを探してみてください。
高級感があるデザインを制作するコツまとめ
高級感があるデザインを制作するコツを現役デザイナーが解説しました。
デザインに高級感を持たせることがプロでも悩む時があります。様々なアプローチ方法がある為、デザインによって正解はたくさん存在します。
これらのコツを併用し、上手く組み合わせた後、どのように変化、応用していくはデザイナーの腕の見せ所です。
どんな写真を使うか…レイアウトは…コピーの入れ方は…などなど。
ただ最後に僕は、高級感あるデザインは「余白」が最重要であることは常に意識して制作しています。僕が余白を理解するために参考にした本はこちらです。
これをブレずにデザインしていれば高級感あるデザインができるようになるはずです。
- 〈高級感を出すコツ1〉余白を大きくとる
- 〈高級感を出すコツ2〉配色を意識する
- 〈高級感を出すコツ3〉文字は小さめにする
- 〈高級感を出すコツ4〉文字間を広げる
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