インパクト重視の目立つデザインの作り方のコツをデザイナーが解説

デザインにおいてインパクトを出し、目立たせる技術は度々必要になる場面があります。

ただ、目立たせ方や効果的なインパクトの出し方などにはコツがあります

コツを理解していなければ、単純に目立つデザインをしても、目立たせたいポイントが目立たなく、どこを目立たせたいのかわからないものになりがちです。

そこで、現役デザイナーがインパクト重視の目立つデザインの作り方をご紹介します。

Renton

インパクトあるポスターやチラシ、DMなどに是非活用してみてください。

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目次

インパクト重視の目立つデザインのコツ1:傾ける

まず、インパクトを出すコツとして「デザイン要素を傾ける」という方法があります。

デザイン要素を傾ける事で、デザインに“動き”が生まれ人の目を惹きやすくする効果があります。

デザインにおいてこの“動き”は重要で、目立たせたいポイントなどを傾けたり、回転させたりする事で意図した箇所に効果的にインパクトを出すことができます。

動きを出す箇所と動きを出さない箇所を作る

動きを出す箇所と動きがない箇所にメリハリが生まれ結果的にバランス良く全体を目立たせることが出来るようになります。デザインのタイトルや見出しなどによく使われる方法なので、是非使ってみてください。

インパクト重視の目立つデザインのコツ2:はみ出す

次に、インパクトを出すコツとして「デザイン要素をはみ出す」という方法があります。

あえてデザインを見切れさせるような大胆なレイアウトにすることによって、目立たせたい要素を大きくレイアウトしつつ、デザインに必要な余白を確保することができます。

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要素をはみ出させる事で限られた画面内で最大限のインパクトを出すことができます。

文字を見切れさせる場合は可読性を保てるように意識する

文字を見切れさせるのもインパクトを出す上では効果的ですが、読めなくなるほど見切れさせるのはNGなので注意が必要です。

インパクト重視の目立つデザインのコツ3:太めのゴシックフォントを使う

次に、インパクトを出すコツとして「太めのゴシックフォントを使う」という方法があります。

デザインのイメージを形成する要素として重要なのが「フォント」です。このフォントを太めのものを使うだけでもインパクトを出すことができます

さらには線の太がある程度均一になるよう作られているゴシック体を選ぶことでさらにインパクトを出すことができます。

インパクト重視の目立つデザインのコツ4:配色

次に、インパクトを出すコツとして「目立つ配色を意識する」という方法があります。

デザインには目立つ配色パターンというものが存在します。代表的なのが「補色」と呼ばれる色相環の正反対に位置する色同士の組み合わせパターンです。

「補色」はあくまで一例でこの他にも目立つ配色はいくつもあります。

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白色×赤や黄色×黒などパターンは数多くあります。

デザイン全体をこれらの目立つ配色で構成することでインパクトあるデザインにすることが出来るので色々と試してみてください。

もしどういう配色が良いのかわからないという方はデザイン本などを参考にしてみることをおすすめします。配色に関する本もたくさんあります。

インパクト重視の目立つデザインのコツ5:メリハリ

次に、インパクトを出すコツとして「メリハリをつける」という方法があります。

メリハリはデザインではとても重要な要素です。メリハリをつけることで意図したポイントを強調し目立たせ、インパクトを与えることが出来ます。

文章の場合、単語に分解してメリハリをつける

文字にメリハリをつけたい場合は、文章を細かい単語に分解して、1番伝えたい単語を強調できるバランスにするのがコツです。

特に伝えたい情報量が多い場合は積極的にメリハリをつけていくことで自然とデザイン上で優先順位が生まれ、トータルバランスの取れたデザインにすることが出来ます。

インパクト重視の目立つデザインのコツ6:印象的なビジュアルを使用する

次に、インパクトを出すコツとして「印象的なキービジュアルを選んで使う」という方法があります。

単純に目立ちやすく、人の印象に残りやすいビジュアルをデザインのメインにすることでインパクトを出すことができます。

印象的なビジュアルの具体例
  • 多色使いで鮮やかなビジュアル
  • 人や動物などの有機物
  • 希少性が高く普段目にする機会が少ないもの
  • 五感を刺激するようなビジュアル

これらは人の注目を引きつける効果があり、印象的なビジュアルを選ぶうえで重要な要素です。

ほんの一例に過ぎませんが、印象的なビジュアルがどういうものかまだピンと来ない方は参考にしてみてください。

インパクト重視の目立つデザインの作り方のコツまとめ

インパクト重視の目立つデザインの作り方のコツをデザイナーがご紹介しました。

デザインにインパクトを出すことはコツをしっかり意識していればデザイン初心者でもそこまで難しくはありません。

ただ文字や画像を大きくレイアウトするだけでなく、メリハリ」を意識することで意図したポイントを目立たせることでき、結果的にデザイン全体のインパクトを高めることにつながります。

「デザインを目立たせたい」「高級あるデザインにしたい」「女性的なかわいいデザインにしたい」など、それぞれどうしたらイメージに近づくのかという具体的な方法やコツを知っているだけでデザインは扱いやすくなります。

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デザイナーなどは特にその引き出しが多いです。

具体的な方法やコツを知りたい方、勉強したい方は「デザイン本」をおすすめします。是非いろいろな方法を少しずつ覚えていってデザイン力向上を目指してください。

インパクト重視の目立つデザインのコツまとめ
  • デザインにインパクトを出すコツ 1 : デザイン要素を傾ける
  • デザインにインパクトを出すコツ 2 : デザイン要素をはみ出させる
  • デザインにインパクトを出すコツ 3 : 太めのゴシックフォントを使う
  • デザインにインパクトを出すコツ 4 : 配色を意識する
  • デザインにインパクトを出すコツ 5 : メリハリを付ける
  • デザインにインパクトを出すコツ 6 : 印象的なビジュアルを使用する

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この記事を書いた人

Rentonのアバター Renton グラフィックデザイナー

制作会社でグラフィックデザイナーをしているRenton(レントン)です。
都内在中でデザイナー歴9年目です。
パッケージデザインからCI・VI、広告や販促ツール、Webやイラストなどを中心としたグラフィックデザインやトータルブランディングを仕事にしています。

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