デザインを勉強するには優れたデザイン本を読むことが大事です。巷にはたくさんのデザイン本が販売されていてどれを読んだらいいか迷うはずです。
そこでプロが実際に読んでみて本当におすすめできるデザイン本だけを厳選しました。

なるべく、最近のものから選びました。(手に入れやすいと思って)
デザインを勉強したい初心者から、もっとデザインの参考になる本が欲しいという中級者以上の方全てにおすすめできます。
是非、優秀なデザイン本を探している方は参考にしてください。
デザインの勉強や参考になるデザイン本7選
デザインと言ってもレイアウトやロゴ、配色などジャンルが多岐に渡るため、様々なジャンルをカバーできるように厳選しました。特化したジャンルをお探しの方も求めている本が見つかりやすいと思います。

Amazonなら試し読みもできるので気になる本があったらチェックしてみてください。
デザインをこれから勉強したい初心者の方向け
やってはいけないデザイン
この本はこれからデザインを勉強したい初心者のかた向けのデザイン本です。
どういうデザインがダメなのか。どこがどうダメなのかなどを直感的に勉強できる本です。デザインを難しく考えず、視覚と直感で楽しく学べる良いデザイン本だと思います。
- ダメな例と改善した例を比較しながら解説しているからわかりやすい
- 直感的に理解ができる
- どういうデザインが良いのかわからない初心者向け
フォントの使い方や選び方を勉強したい方向け
ほんとに、フォント。
この本はシリーズで累計20万部のベストセラーシリーズの中の1冊です。
内容が簡潔にまとめられていてわかりやすく、フォントの選び方が直感的に勉強できるデザイン本です。
イラストやデザインの雰囲気も可愛らしく、スラスラと読めるため、初心者の方にもおすすめです。フォント選びが苦手な方はまずこの本から始めてみてはどうでしょうか?
- NGな例とOKな例を比較しているのでわかりやすい
- 解説もポイントごとで簡潔にまとめられている
- それぞれの例におすすめのフォントが掲載されていてイメージがわきやすい

余白の出し方や使い方を勉強したい方向け
けっきょく、よはく。
この本は「ほんとに、フォント。」 の同シリーズでベストセラーの火付け役になった有名な1冊です。
こちらの本も同様に、内容が簡潔にまとめられていてわかりやすく、余白という理論ではなかなか説明が難しい分野が直感的に勉強できます。
余白に特化した本も珍しく、非常に勉強になるため、初心者の方はもちろん、プロの方までおすすめできるデザイン本です。
- NGな例とOKな例を比較しているのでわかりやすい
- 解説もポイントごとで簡潔にまとめられている
- それぞれの例に他にはこんなレイアウトパターンという風にいくつかのパターンが掲載されていてイメージしやすい
ブランディングについて勉強したい方向け
ブランディングデザインの教科書
この本はブランディングデザインを 勉強したい方におすすめしたい1冊です。
理解が難しいブランディングとは何かをわかりやすく解説しているので、ブランディングについて勉強する最初の1冊に向いています。
こちらは読物系なので、初心者の方には始めはとっつきにくいかもしれません。
- ブランディングとは何かが簡潔に書かれていてわかりやすい
- デザイン中級者以上向け
- 難しく考えずにサクサク読んでいける
配色について勉強したい方向け
3色だけでセンスのいい色
この本は、8万部突破のベストセラーの1冊です。
様々な配色パターンが実際のデザインに落とし込まれ完成イメージが沸きやすく、かなり実用的な内容になっています。
配色の勉強になるだけでなく、配色パターンやバランスを参考にして即デザインに活用できるため、プロの方にもおすすめできる1冊です。
配色の逆引き辞典のような使い方もできるため、配色を勉強するなら鉄板の1冊です。
- 配色バランスや使用色の%値まで細かい情報が実例付きで載っている
- 掲載されている配色バランスを真似しやすい
- ナチュラルやポップ、モダンなど様々なジャンル、シチュエーションに分けられていて幅広く応用が効く
ロゴデザインについて勉強したい方向け
ロゴデザインの教科書
この本は、ロゴデザインを集中して勉強したい方向けの1冊です。
実際のロゴを例にして書体やシンボルなどを細かく解説しているため初心者の方にもわかりやすい内容になっています。
ロゴが上手く作れない方などもロゴの考えや意図などが勉強できるため、初心者から上級者の方まで幅広くおすすめできるデザイン本です。
- ロゴの実例からそれぞれの解説まで丁寧に掲載されてあってわかりやすい
- 書体や色、シンボルまで分解して丁寧に解説
- ジャンル分けがされていて探しやすい
レイアウトやデザインを幅広く勉強したい方向け
イメージをパッと形に変えるデザイン大全
この本は やわらかなデザイン、シンプルなデザインというようなイメージワードをどうアウトプットするかを勉強できる1冊です。
直感的にデザインを学べるうえに、掲載されている実例が洗練されていて楽しみながらサクサク読んでいける内容になっています。
実例のパターンも豊富なのに、さらにいくつもの別パターンも掲載されているのでアイデアの引き出しとしてプロの方にもおすすめできます。
- 〇〇なデザインという例を39パターンも掲載、解説してある
- それぞれ実例を挙げながら、どこがどういう効果をもたらしているのかなどを丁寧に解説してあってわかりやすい
- 実例が豊富で、見ているだけでアイデアが湧いてくる
- いくつものパターンが掲載されているので直感的に理解しやすい

デザインの勉強や参考になるデザイン本まとめ
プロが本当に推すデザインの勉強や参考になるデザイン本7選をご紹介しました。
それぞれ特長があり、個人的には全ての本を読んでもらいたいと思っています。

ここで紹介した以外にも良いデザイン本はたくさん存在します。
良いデザイン本にたくさん触れ、読みこむことで、技術以外のデザインセンスも磨かれていきます。

この記事ではデザイン本を中心に紹介しましたが、IllustratorやPhotoshopの知識や技術が中心のテクニック本もあります。

良いデザインの勉強本を手に入れたら、正しいデザインの勉強方法も知っておくべきです。デザインの勉強方法に正解はありませんが、僕が実践してきたデザインの勉強方法をご紹介した記事もありますので参考にしてください。

また、デザイン本は電子書籍ではなく、実際の本として購入することをおすすめします。
技術や知識を身につけるには何度も擦り込むことが大事です。
電子書籍も良いですが、パッと手にとれて内容を確認することができる本として身近に置いておくことで、何度も反復ができるようになります。
せっかくの良いデザイン本も1度しか読まれないのでは宝の持ち腐れなので、是非手元にお気に入りの本としてストックしておいてください。
電子書籍であれば雑誌など大量の情報量になるものに向いています。雑誌もデザインの参考にするうえでとても効果的なので是非取り入れていきましょう。
