最近は副業OKの会社も多くなってきて副業を始める人が増えてきました。
デザイナーは特にリモートワークなどの普及もあり「スキルを活かした副業」がしやすく、さまざまな点で副業デザイナーは優位な立場にあると個人的には考えています。
とはいえ、いきなり副業って何から始めれば良いかわからない…という人も少なからずいると思います
そこでこの記事ではデザイナーが副業する上でおすすめの方法やサービスを紹介しています。
なぜ、デザイナーは副業がおすすめなのかの理由から実際に案件を獲得するための手段や使うサービスなど「副業デザイナー」として実際の経験を踏まえてご紹介します。
デザイナーが副業するのをおすすめする理由
僕は会社員デザイナーでありながら副業を続けています。
副業を続けてきて個人的には「デザイナーは副業をするべき」だと考えるようになりましたが、デザイナーに副業をおすすめする具体的な理由をまとめました。
デザイナーは副業がやりやすい(はじめやすい)環境である場合が多い
まず「デザイナーと副業は相性が良い」です。その理由として「今あるスキルをそのまま使える」ことが大きく、普段仕事でやっていることをそのまま副業にスライドが可能です。
デザイナーならやろうと思えばすぐにでも始められます!
さらに、デザイナーと副業は相性が良い多くの理由があります。
- Mac1台あればどこでも副業可能
- デザイン業界はリモートワーク・在宅勤務が多い
- 受注から納品まで全てオンラインで完結できる(撮影などは除く)
このようにデザイナーは副業をはじめやすい理由が多く、スキルさえあればすぐにでも稼ぐことが可能です。
デザイナーは副業がきっかけで将来の選択肢が増える
デザイナーが副業するメリットは給料以外の別収入が増えることだけでなく、「将来の選択肢が増える可能性がある」という事です。
例えばグラフィックデザイナーの場合、副業でイラストを描く案件をすることでイラストレーターとしての実績が出来たり、WEBデザインの案件をこなす事でWEBデザイナーとしての実績が出来たりもします。
- イラストレーター
- WEBデザイナー
- アートディレクター
- カメラマン
- 動画クリエイター
- モーショングラフィックデザイナー
- デザインしたもので自分のブランドやお店を持つ
挙げたらキリがありませんが様々な可能性がありますし、何よりデザイナーはフリーランスで活躍する人が多いのも特長で、副業はフリーランスで働くという選択肢の入り口でもあります。
僕の周りにも副業きっかけでフリーランスになった人もいます!
副業をする事で本業では学べないスキルが身に付く
副業で扱う分野をうまく選べると本業では学べない分野のスキルが身に付く可能性があります。
会社に属するデザイナーはある程度担当するクライアントやブランドが決まっているので、副業ではあえて違う分野のデザイン案件を担うとスキルアップに繋がります。
様々なスキルや実績があると個人としての希少性も上がり案件もさらに取りやすくなります!
デザイナーが副業をする事で繋がりが増える
副業することで本来本業では出会えない人たちとの繋がりが増えることもあります。
実際に僕も「仕事が仕事を呼ぶ」というように副業で実績を残していくと紹介だったり、実績を見た人からのアプローチなど仕事の幅だけでなく人との繋がりが増えていきました。
こればっかりは作りたくても作れない場合が多いので、可能性と割り切って気長に待っていれば、思いもよらぬ大きなチャンスが巡ってくるかもしれません。
デザイナーが副業で案件獲得するのにおすすめの方法
副業をやりたいと思ってもいきなり仕事はないので、自分で積極的に案件獲得できる行動する必要があります。
そこでデザイナーが副業で案件獲得するのにおすすめの方法をご紹介します。案件獲得のアプローチはいくつもあるので自分に合ったものを選んで取り組んでみてください。
副業だけでなくフリーランスの人にも活用できる方法です
友人や知人、前職からの紹介
まずは友人や友人の知り合いなどからデザイナーを必要としている人を紹介してもらう事が1番ハードルが低く案件受注の可能性が高い方法です。
全く繋がりの無い人と個人で仕事をするのは不安だと思いますが、紹介なら安心もできますし、初めての副業にはふさわしい方法だと思います。
知人からの紹介なら自分の事も相手の事も双方理解している場合が多いのでトラブルも少なく要望も言いやすいです
僕も最初の副業は友人からの紹介でした!
また、デザイン業界内で転職経験がある人は以前働いていた職場から案件をもらう事もおすすめです。
SNSの活用
今では主流になりつつあるTwitterやInstagramなどのSNSから案件を獲得する方法はおすすめです。
特に画像掲載がメインのInstagramやピンタレストはデザイナーの実績紹介としては相性が良く、Instagramやピンタレストに自分のデザインや実績を載せておくことでほぼ自動営業ツールになる可能性を秘めています。
明確に副業を開始する前からSNSアカウントを育てておくことをおすすめします!
僕はピンタレストをメインに活用していますが、実際にピンタレストを見てくれた企業から案件を頂くことも多いですので副業で案件を獲得するために営業などはしたくない人にはおすすめです。
【ピンタレストとはどういうサービス?】
そもそもピンタレストで集客ができる仕組みや方法などをまず知りたい方はこちらのピンタレスト×ブログで集客する方法を月間閲覧250万越えユーザーが解説で超具体的に解説していますのでおすすめです!
ブログの運営
自分のブログサイトを立ち上げてブログ運営をすることもデザイナーにはおすすめです。
ブログ運営のおすすめポイントとしては、ブログ運営自体で副業として稼ぐことも出来ますし、ブログ経由から案件を獲得することも可能なことです
ブログ運営をすることでWEBデザインやWEBマーケティングの知識やスキルも磨かれるので「稼ぐ」「案件獲得」「スキル習得」の一石三鳥の副業といえます。
WEBデザイン案件を獲得したい人はブログ自体が実績になるので一石四鳥ですね!
ポートフォリオサイトの活用
デザイナーにとって自分がどれほどのスキルを持っているかを示すために必要なポートフォリオサイトを用意しておくと案件獲得に有利になります。
なるべくポートフォリオはサイト型で用意しておくことで共有も簡単ですし、時間帯問わず多くの人に見てもらえるので自分に興味を持ってもらえるチャンスが増えます。
おすすめはAdobeポートフォリオです。
Adobeポートフォリオの特長
- Adobe CCユーザーなら無料で最大5つまでポートフォリオサイトを持てる
- 独自ドメイン使用可能
- パスワードによる閲覧制限が可能
- レスポンシブデザイン対応
Adobeポートフォリオはポートフォリオサイトとして超優秀なのにAdobe CCユーザーなら無料で使えます。
Adobe CCユーザーでないと利用できないので、安くAdobe CCになる方法もありますので下記の記事を参考にして是非Adobe CCユーザーになってAdobeポートフォリオを活用してください。
お問い合わせ営業
どうしても「この企業の案件がやりたい!」などの強い希望がある場合などは思い切って「お問い合わせ営業」してみるのも方法の1つです。
- 自分のプロフィール
- なぜお問い合わせしたかの理由
- 自分の実績紹介(ポートフォリオサイトの場合はURL)
- 自分への連絡先(電話番号とメールアドレス両方が好ましい)
お問い合わせ営業は案件獲得率はそこまで高くない方法ではありますが、自分の望む相手と仕事が出来るチャンスでもあるので積極的に行動してみるのがおすすめです。
お問い合わせ営業をしてすぐに案件に繋がることのほうが少ないと理解しておいて、(企業は色々と忙しいので)自分のタイミングを押し付けるのではなく気長に待つ事も重要です。
可能性があったとしても2度とチャンスを貰えない状況になってしまう恐れもあるので慎重に行動するのが良いです。
相手に自分という存在を知ってもらえればタイミング次第ではチャンスがあります!
自己商品の開発・販売
デザイナーであれば自分でブランドを作ってみたり、デザインを印刷したグッズなどを販売することもおすすめです。
もちろんグッズの売上としての収入もありますし、自ブランド立ち上げやグッズ販売の実績は更なる案件獲得にも繋がるのでデザイナーの強みを活かした副業といえます。
今では「Base」や「Square」などで個人でも無料で簡単にECサイトを立ち上げられるので自分で手がけたグッズなどを販売するのもハードルがグッと下がっているのでおすすめです!
クラウドソーシングや案件紹介サービスを利用
デザイナーが副業案件を獲得するのに1番有名な方法なのがクラウドソーシングなどを活用することです。
ココナラなど最近勢いのあるサービスには仕事が集まっているので積極的に活用することで案件を受注することが可能になるだけでなくクライアント間のトラブルケアなどのサポートも充実しているので初めての副業におすすめです。
はじめはクラウドソーシングサービスで実績を作るのがおすすめです!
デザイナーの副業で役立つおすすめのサービス
デザイナーの副業で役立つおすすめのサービスをご紹介します。
ここで紹介したサービスを使って案件を獲得して実績をたくさん作れるようになると、どんどん収入や案件も増えていくと思うので是非上手に活用してください。
Coconala(ココナラ)
「ココナラ」は自分のちょっとしたスキル売ることができる今話題のサービスです!
ココナラでは自分で商品(デザイン料)を設定することが出来るので低価格で仕事を請負う心配もなく、クライアントと直接金銭の受け渡しはしないので金銭トラブルも心配が要りません。
しかも「デザインは請負うけどイラストは請け負いません」などやりたい案件の内容も細かく設定が可能です。
まずは自分の得意分野を武器にスキルを販売してみるのがおすすめです!
\ 会員登録は無料 /
Craudia(クラウディア)
Craudia(クラウディア)は知識や経験など幅広くスキルを販売できるサービスです。
クラウディアはココナラに近いイメージですが手数料が業界最安というのが特長で、出品料も無料なのではじめての副業に適していて稼ぎやすいサービスです。
コンペ形式のように腕に自信があり挑戦したい案件があれば積極的に狙ってみるのもありです!
\ 手数料業界最安クラス&出品料無料 /
BASE
BaseはWEBの知識がなくても誰でも簡単にネットショップを開設できるサービスです。
誰でも本格的なネットショップを初期費用や月額費用が完全無料で開設・運営が可能なので気軽に自分の商品を販売することができるので初めての副業でも始めやすいです。
Baseの凄いところが会員登録もネットショップ維持費も全て無料なので本業とバランスを見ながら自分のペースで少しずつ取り組めるのも副業に適していると言えます。
\ 会員登録・初期費用・ネットショップ維持費全て無料 /
デザイナーが副業するときの注意点
デザイナーが副業することはメリットが多いですが、注意しなければいけないポイントもあります。
時間単価を意識する
基本的に副業は本業をこなした空き時間で行うものです。
つまり、時間単価を考えず仕事を受けまくっていたら本来あるはずの睡眠時間や休息時間を失うことになりますので、本業と自分のライフバランスを十分に意識しないと続きません。
本業の修業規則を確認する
会社によっては副業を禁止している場合もあります。
特に就業規則にはっきりと「副業禁止」が明記されている場合は、見つかった場合本業に大きな支障が出る可能性もあるので絶対確認の上、自己判断で行なってください。
副業である程度稼ぐと確定申告をする必要がある
副業である程度稼いでしまうと「確定申告」をする必要が出てきます。
年に20万円を超えた所得金額になってしまうと確定申告が必要になるので、必ず行うようにしましょう。やったことがなくても確定申告ソフトなどを使えばそんなに難しくはありません。
デザイナーの副業でおすすめの方法やサービスまとめ
デザイナーは副業がおすすめなのかの理由から実際に案件を獲得するための手段や使うサービスなど「副業デザイナー」として実際の経験を踏まえてご紹介してきました。
僕は副業を始めて見える世界が広がったと思っています
デザイナーが副業をする際のおすすめ方法
- 友人や知人、前職からの紹介
- SNSの活用
- ブログの運営
- ポートフォリオサイトの活用
- お問い合わせ営業
- 自己商品の開発・販売
- クラウドソーシングや案件紹介サービスを利用
これらのアプローチから副業を始めると始めやすいので副業ができる環境なら是非挑戦してみてください。