デザインを勉強するには優れたデザイン本を読むことが大事です。巷にはたくさんのデザイン本が販売されていてどれを読んだらいいか迷うはずです。
そこでプロが実際に読んでみて本当におすすめできるデザイン本だけを厳選しました。
なるべく、最近のものから選びました。(手に入れやすいと思って)
デザインを勉強したい初心者から、もっとデザインの参考になる本が欲しいという中級者以上の方全てにおすすめできます。
是非、優秀なデザイン本を探している方は参考にしてください。
おすすめのデザイン本について
デザインと言ってもレイアウトやロゴ、配色などジャンルが多岐に渡るため、様々なジャンルをカバーできるように厳選しました。特化したジャンルをお探しの方も求めている本が見つかりやすいと思います。
Amazonなら試し読みもできるので気になる本があったらチェックしてみてください。
デザイン本の種類について
デザイン本には作品や事例を中心とした「作品集」やデザイン理論などを中心とした「読み物系」、ソフトなどの使い方に特化した「テクニック系」など様々なタイプの本があります。
- デザイン作品やデザインが実際に使われている事例などを中心とした「作品系デザイン本」
- デザイン理論や制作プロセス、デザインの考え方などを中心とした「読み物系デザイン本」
- IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトの使い方などに特化した「テクニック系デザイン本」
この記事ではデザイン理論や制作プロセス、デザインの考え方などを中心とした読んでデザインの勉強になるおすすめ本をまとめています。
IllustratorやPhotoshopの知識や技術が中心のテクニック系デザイン本をお探しの方はこちらの記事がおすすめです。
おすすめのデザイン本【デザイン初心者編】
やってはいけないデザイン
こちらの本はデザイン初心者をターゲットにした本で直感的に「良いデザイン」「悪いデザイン」が身につくように考えられたデザイン初心者に最初に読んでもらいたいおすすめ本です。
様々なデザインパターンで「やってはいけない悪いデザイン例」と「これでOKという良いデザイン例」を比較しながら解説している本でクイズ感覚で楽しく学べるのが特長の本です。
- 「やってはいけないデザイン例」と「これでOKというデザイン例」を比較しながら学べる
- よく使われるデザインパターンを数多く収録
- なぜダメなのかという解説がついているのでダメな理由が学べる
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
こちらの本は「デザイン=楽しい」を実感してもらえるように考えられたデザイン本です。
デザインする上で必要な基礎や概念、ルールやプロセスなどを多数の図解やイラスト、写真などのビジュアルで解説しているので、初心者でも直感的に見て楽しみながら学べる本です。
- イラストや写真などのビジュアルが多めで見て楽しめる
- デザインに必要な基礎や概念、ルールやプロセスなどがしっかり学べる
- 初心者だけでなく中級者以上でも満足できるほど内容が濃い
このほかにも「デザインの初心者におすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
おすすめのデザイン本【フォント編】
ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本
こちらの本は初心者でもわかりやすいように「総合的にフォントを学べる」ベストセラー本です。
事例をNGとOKで比較しながら解説しているので初心者でも直感的に理解ができ、フォントに関する知識やテクニックが詰まっています。
また、フォントだけでなく、フォントが全体のデザインを含めた要素として解説しているのでフォントだけでなくデザイン全般の勉強になる為、デザイン初心者におすすめの良本です。
- NG事例とOK事例を比較しながら根拠をロジカルに解説している本
- フォント中心ですが全体のデザインも含めた解説で、デザイン初心者にもおすすめ
- 事例数が豊富なのでフォント選びのセンスを養える
マネするだけでセンスのいいフォント
こちらの本は「そのまま使うだけでデザインがおしゃれになる」というのがテーマになっている本です。
「メイン(主役)」「アクセント(装飾)」「ベース(本文)」の3つの役割で相性のいい3種類のフォントの組み合わせを紹介していてそのままマネするだけでセンス良いデザインができるようになります。
膨大な種類のフォントなかからフォントを選べないという方はまずは真似ることでセンスを養えるようになります。
- フォントの組み合わせをそのままマネることができるように構成されている本
- たくさんの種類のフォントから選べない人やフォント選びに時間がかかる人におすすめ
- 紹介しているフォントはAdobe Fontで2021年9月に提供されているものを使用 ※一部はフリーフォント
このほかにも「フォントについて学べるおすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
おすすめのデザイン本【グラフィックデザイン編】
けっきょく、よはく。
こちらの本はデザインの「よはく」に関して特化したデザイン本です。
グラフィックデザインで無視することができない「よはく」についてロジカルに解説しているので、これまで感覚や経験でなんとなく使っていた「よはく」を初心者からデザイン経験者までわかりやすく学べる良本です。
- ロジカルに解説していて理論に基づいて「よはく」を理解できる
- 図解やイラストなども多く、初心者からデザイン経験者まで誰でも分かりやすい
- 「よはく」に特化して解説しているのでピンポイントで「よはく」について学べる
同じ素材&テキストなのに、こんなに違う! デザインのネタ帳
こちらの本は1つのテーマに対し4つのデザインを紹介するユニークなデザイン本です。
クライアントのオーダーに対し、4人のデザイナーが擬似コンペのような形式で4方向のデザイン案を提案するユニークな構成で考え方やアピールポイント、コンセプトや見せ方の違いを学ぶことができる本です。
- 現場で重要な「パターン出し」の思考や考え方が学べる
- 現場の状況に近い想定で考えながら学べ、アイデアの参考にもできる
- デザインの引き出しを鍛えたい方におすすめ
このほかにも「グラフィックデザインのおすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
おすすめのデザイン本【ブランディング編】
ブランディングデザインの教科書
この本は難しいブランディングを丁寧に噛み砕いた、まさにブランディングの教科書的な本です。
「ブランディングデザイン」について、デザインを使う側とデザインする側、双方の視点を身につけ、ビジネスや経営に効くブランディングデザインの基礎知識が学べる良本です。
デザインという手段を使ってどのようにブランディングをするのかが学べるので、デザインに関わりのある全ての人におすすめの1冊です。
- ブランディングデザインの基礎知識が学べる
- デザインに関わりのある全ての人におすすめ
- 具体的な考え方やプロセスなどが学べるので実践できる
事例で学ぶブランディング ランドーのデザイン戦略大公開
この本は世界的なブランディング会社、ランドーアソシエイツの国内外の実例と共に、ランドーのブランディングの手法を徹底解説したおすすめ本です。
世界的に有名なブランディング会社ランドーが手掛けた事例をもとにブランディングのノウハウやプロセスや考え方が詳しく解説されているだけでなく写真も多めで読み進めやすい1冊です。
ブランディングの勉強なら外せない1冊です
- 世界的に有名なブランディング会社ランドーのブランディングのノウハウが学べる
- ブランディング論というより具体的な手法を解説している
- 写真が多めでイメージが湧きやすく、初心者でも分かりやすい構成になっている
このほかにも「ブランディングのおすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
おすすめのデザイン本【配色編】
3色だけでセンスのいい色
こちらの本は15万部突破の「配色といえばこの本」というほどのベストセラーの1冊です。
様々な配色パターンが実際のデザインに落とし込まれ完成イメージが沸きやすく、かなり実用的な内容になっていて、配色パターンやバランスを参考にして即デザインに活用できるため、プロの方にもおすすめできる1冊です。
配色の逆引き辞典のような使い方もできるため、配色を勉強するなら鉄板の1冊です。
- 配色バランスや使用色の%値まで細かい情報が実例付きで載っている
- 掲載されている配色バランスを真似しやすい
- ナチュラルやポップなど様々なジャンル、シチュエーションに分けられていて幅広く応用が効く
配色デザイン見本帳
こちらの本は配色の理論やルール、実際の配色パターンなどが分かりやすく解説してある配色見本帳です。
プロが読んでも勉強になるほど配色に関する内容が濃く、配色の基礎から実際に現場で使えるより実践的な知識やテクニックが学べるので初心者はもちろん、より実践的なレベルで配色を万びたい方におすすめです。
- 色の三属性や色相配色など「色」や「配色」に関する理論がほぼ網羅されている
- ロジカルに配色について解説してあるので実践的な知識やセンスが身につく
- 教科書のように内容が濃いので配色を学ぶならこれ1冊でも完結できる
このほかにも「配色が学べるおすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
おすすめのデザイン本【ロゴ編】
ロゴデザインの教科書 良質な見本から学べるすぐに使えるアイデア帳
こちらの本はロゴデザインを集中して勉強したい方向けの1冊です。
実際のロゴを例にして書体やシンボルなどを細かく解説しているため、より実践的で再現性が高くロゴ制作のテクニックを学べる本格的なロゴデザイン本です。
ロゴが上手く作れない方などもロゴの考えや意図などが勉強できるため、初心者から上級者の方まで幅広くおすすめできるデザイン本です。
- ロゴの実例からそれぞれの解説まで丁寧に掲載されてあってわかりやすい
- 書体や色、シンボルまで分解して丁寧に解説
- ジャンル分けが細分化されていて目当ての参考ロゴが探しやすい
究極のロゴデザイン
こちらの本はロゴデザインが1,000点掲載されたロゴデザイン本です。
この本は日本を代表するクリエイティブディレクターやアートディレクターの手掛けたロゴがかなりの数掲載されていて一度は目にした事のある超有名ロゴばかりで見ていて楽しい本です。
有名クリエイター達がどのように制作したかのプロセスや考え方なども学べるので、ロゴデザインを本気で学びたい方にはかなりおすすめできるデザイン本です。
- 日本を代表するクリエイティブディレクターやアートディレクターが手掛けたロゴが多数
- 優良ロゴが1,000点掲載されているボリューム
- 有名クリエイター達の考え方や制作プロセスが学べる
このほかにも「ロゴデザインが学べるおすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
おすすめのデザイン本【レイアウト編】
レイアウト・デザインの教科書
こちらの本はレイアウトの基礎から応用まで幅広く学べるレイアウトの教科書的な1冊です。
レイアウトの基礎から応用テクニック、良い例や悪い例などの比較、レイアウトの作り方などが丁寧に解説してあって、本気でレイアウトをこれから学びたい方やレベルアップを求めている方に最もおすすめの良本です。
- レイアウトに必要な基本ルールや知識が網羅されている
- レイアウトだけに留まらず総合的にデザインのレベルアップがはかれる良本
- 初心者からプロデザイナーまで全ての人におすすめで持っていて損はないデザイン本
レイアウト基本の「き」
こちらの本はタイトル通りレイアウトの基本から応用まで丁寧にわかりやすく解説している1冊です。
レイアウトの基本セオリーを図解を絡めながら論理的に解説しているので、感覚でレイアウトすることが今後なくなり、理論的で無駄の無いレイアウトが出来るようになるレイアウトの教科書的な1冊です。
- 視線の動き、構図の分割の仕方など理に適ったレイアウト論を学べる
- 基礎を疎かにせず実践的な内容まで網羅されているレイアウト本
- 感覚やセンスに頼ったレイアウトに限界を感じたデザイン経験者にもおすすめ
このほかにも「レイアウトが学べるおすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
おすすめのデザイン本【Webデザイン編】
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
こちらの本は30刷突破した全国の書店員がオススメする本(2019年度 CPU大賞)第1位のベストセラー本です。
デザイン基礎からHTML/CSSの書き方だけではなく、Webサイト制作の全体の流れまでこの1冊で解説されているだけでなく、レスポンシブデザインやFlexbox、CSSグリッドなど最新の技術についても学べる絶対に持っておきたい1冊です。
- HTMLとCSSを基礎から学びたい人におすすめ
- Webデザインをこれから学ぼうとしている初心者向け
- 1冊にWebデザインで必要な基礎が詰まっている
いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門
こちらの本はまさにWebデザインをこれから始める方に向けた教科書的な1冊です。
Webデザインで基本となるレイアウト・配色・写真・タイポグラフィなどに関する初心者向けの基礎知識からレスポンシブの知識まで、Webデザインの全体像を勉強する最初の1冊としておすすめできる良本です。
- Webデザインの実例を見ながら直感的に学ぶことができる
- 1冊でWebデザインの基礎知識を網羅して学びたい方におすすめ
- これからWebデザインを学ぶ初心者の最初の1冊におすすめ
このほかにも「Webデザインが学べるおすすめの本」をもっと知りたい方は詳しくまとめている別記事がありますのでこちらを参考にしてください。
デザイン本をお得に読めるおすすめ方法
Kindle Unlimitedを利用する
デザイン本はたくさんの良本があり、この記事で紹介しきれなかった本もまだまだあります。
個人的にはおすすめした本は全て「紙の本」として購入して読んで欲しいところですが、デザイン本もお金がそれなりにかかってくるので、おすすめなのが「Kindle Unlimited」を利用してお得に読むことです。
- Kindle Unlimitedでは30日間の無料体験期間がある
- 無料体験期間が終了しても月額980円で200万冊以上が読み放題になる
- アプリをスマホにダウンロードしておけばいつでもどこでもデザイン本を読める
- いつでも解約できる(無料期間中に解約もOK)
ご紹介したデザイン本の中にも電子書籍に対応している本も多く、Kindle Unlimitedで無料で読めるので試しに読んでみてください。お得にたくさんの本が読めるのでおすすめです。
無料で読んでみて気に入った本があれば紙として購入をするのがおすすめ
30日間の無料体験はお得なので、気になるデザイン本がKindle Unlimitedで読めるなら是非試してみてください。
eBook Japanを利用してお得にデザイン本を読む
Kindle Unlimitedのように電子書籍でデザイン本を読む場合は「eBook Japan」もおすすめです。
eBook Japanは漫画をメインで扱うサービスですが、デザイン本のように電子書籍も多数取り扱っているので、eBook Japanの割引を上手く活用すればデザイン本がお得に読めるようになります。
この記事で紹介している電子書籍のほとんどがeBook Japanで取り扱いがあります
- eBook Japanは65万冊以上を取り扱う、国内最大級の電子書籍販売サービス※Yahoo!JAPANサービス
- PayPay払いなど支払い方法が充実
- セールやクーポンなどが豊富でお得に本を買える
- 無料で読める漫画なども豊富
もちろん会員登録は無料ですので「6回使える50%OFFクーポン」を使えばお好きなデザイン本をお得に読むことが出来るのでかなりおすすめです。
デザイン本のおすすめまとめ
プロが本当に推すデザインの勉強や参考になるデザイン本のおすすめをご紹介しました。それぞれ特長があり、個人的には全ての本を読んでもらいたいと思っています。
ここで紹介した以外にも良いデザイン本はたくさん存在します。
良いデザインの勉強本を手に入れたら、正しいデザインの勉強方法も知っておくべきです。
デザインの勉強方法に正解はありませんが、僕が実践してきたデザインの勉強方法を詳しく紹介した記事もありますので興味のある方はこちらを参考にしてください。
デザインの勉強や参考になるおすすめデザイン本まとめ
ご紹介したおすすめのデザイン本を一覧にまとめました。気になった本があれば是非チェックしてみてください。