Adobe StockはAdobeが提供するストックサービスです。
そこでこの記事ではAdobe stock(アドビストック)とはそもそもどんなサービスで特長や料金などの気になる情報を詳しく解説しています。
- Adobe stock(アドビストック)とは
- Adobe stock(アドビストック)のメリットやデメリット
- Adobe stock(アドビストック)の料金やプラン
- Adobe stock(アドビストック)を無料で使う方法
- Adobe stock(アドビストック)の購入方法
Adobe stockはAdobe CCユーザーには仕事効率を上げる業界トップクラスのストックサービスなので是非この記事を参考にして検討してみてください。
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Adobe Stock(アドビストック)とは
Adobe StockとはAdobeが提供するストックサービスです。
写真やイラストだけでなく、編集が可能なベクターデータやビデオデータ、オーディオデータまで3億点以上の高品質のロイヤリティフリーの素材がダウンロードして使用可能なサービスです。
- Adobe CCとの連携が可能
- 検索フィルターが優秀で検索時間を時短できる
- プロも納得の高品質素材
あとで詳しく解説します!
Adobe Stockはクリエイターにとって最高のストックサービス!
Adobe Stock(アドビストック)はAdobe CCコンプリートプランには含まれない
よく勘違いしている方もいますが、Adobe Stockは通常のAdobe Creative Cloudのコンプリートプランには含まれない有料ストックサービスです。
Creative CloudコンプリートプランはAdobeソフトや一部のサービスが使い放題になるサブスクプラン
コンプリートプランだからAdobe Stockも無料で使い放題という訳にはさすがにいかないようです…
Adobe Stock(アドビストック)の料金とプラン
まずAdobe Stockには大きく分けると「サブスクリプションプラン」と「クレジットプラン」の2種類があります。
- サブスクリプションプラン → 月額料金を払って毎月決められた点数素材を使える
- クレジットプラン → クレジットを購入し、素材をダンロードする(いわゆる単品購入)
定期的に素材を使いたい方は「サブスクリプションプラン」、欲しい素材があるが今後も定期的にAdobe Stockを使う予定がない方は「クレジットプラン」がおすすめです。
サブスクリプションプラン(年間プラン/月々プラン)の料金
Adobe Stockのサブスクリプションプランには「年間プラン(月払い)」と「月々プラン」の2種類の料金プランがあります。
アセット数/月 | 月々プラン | 年間プラン(月払い) |
---|---|---|
通常ライセンス素材 10 点/月 ※月々プランの場合3点/月 | 3,828円/月 1点あたりの単価 1,276円 | 3,828円/月 1点あたりの単価 383円 |
通常ライセンス素材 25 点/月 または HD ビデオ 3 本/月 | 9,328円/月 1点あたりの単価 373円 | 6,578円/月 1点あたりの単価 263円 |
通常ライセンス素材 40 点/月 または HD ビデオ 6 本/月 | 13,068円 1点あたりの単価 327円 | 10,428円/月 1点あたりの単価 261円 |
通常ライセンス素材 750 点/月 または HD ビデオ 25 本/月 | 32,978円 1点あたりの単価 44円 | 27,478円/月 1点あたりの単価 37円 |
このようにAdobe Stockはダウンロードできる素材の数によって料金プランが異なります。
料金プラン | メリット | デメリット |
---|---|---|
月々プラン | いつでも解約が可能 | コスパが悪い |
年間プラン | コスパが良い | 解約が年に1度だけ |
コスパを考えると年間プランがおすすめですが、ただ、解約が1年ごとなので最低でも1年使う予定がない方は要検討です。※正確には解約はできるが損が出る(違約金が発生)
クレジットプラン(単品購入)の料金
Adobe Stockのクレジットプランは必要な時に必要な素材だけを購入できる単品購入プランです。
クレジット点数 | プラン料金 | 1点あたりの単価 |
---|---|---|
5 | 6,490円 | 1,298円 |
16 | 17,600円 | 1,100円 |
40 | 39,600円 | 990円 |
80 | 74,800円 | 935円 |
150 | 132,000円 | 880円 |
クレジットプランは「クレジット点数」で管理され素材によって必要なクレジット点数が変わってきます。
コンテンツ | 使用点数 |
---|---|
ビデオ | 8〜20 |
プレミアム画像 | 12〜50 |
プレミアムテンプレート | 2〜4 |
プレミアム3D | 2〜10 |
クレジット点数は通常の素材であれば1枚1点で購入できますが、動画やプレミアム画像などは複数点数必要になります。
100円ショップのように基本100円だけど良品については300円、500円しますよ!的なイメージです
クレジットパック150を利用した場合
- 通常素材なら150点ダウンロード可能
- HDor4K動画なら18点ダウンロード可能 ※8点の動画換算
- プレミアム画像なら12点ダウンロード可能 ※12点の動画換算
サブスクリプションプランとクレジットプランの違い
「サブスクリプションプラン」と「クレジットプラン」には料金体系以外にも違いがあります。
サブスクリプションプランでは利用できない素材がある
素材内容 | 利用の可否 |
---|---|
写真 | |
イラスト | |
ベクター | |
3D | |
テンプレート | |
ビデオ | |
プレミアムコレクション |
このように「ビデオ(動画素材)」と「プレミアムコレクション」はクレジットプランでのみ購入が可能です。
プレミアムコレクションとは
プレミアムコレクションとはAdobe Stockの中でもトップクラスのクリエイター作品を厳選した素材のことを指します。
プレミアムコレクションはプレミア料金が追加されているので通常素材と同じようにサブスクリプションプランでダウンロードする事ができません。
- 世界トップクラスの厳選されたクリエイター作品
- 印刷回数の制限なし
- 解像度のパターンがある(高画質ほど高額)
Adobe Stockの中でも最高峰の素材の為どうしても利用したい場合はクレジットプランで購入する必要があります
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Adobe Stock(アドビストック)を無料で使う方法
Adobe Stockは基本的に有料ストックサービスですが、無料で利用できる方法もありますのでご紹介します。
Adobe Stock(アドビストック)の30日間の無料体験
Adobe Stockを初めて利用する場合「30日間の無料体験」を利用することができます。
30日間無料体験の詳細
- 通常アセット10点/月プランが無料で利用可能
- 30日間無料体験期間中の解約可能
- 未使用ライセンスは繰越可能
通常アセット10点/月プランが無料で利用可能になるだけでなく期間中に解約すれば完全無料でAdobe Stockを利用することができます。
Adobe Stockにはどんな素材があるのかな?など迷っている方は絶対に利用した方が良いです!
Adobe Stockの解約は少し複雑です。Adobe Stockの解約方法を知りたい方はこちらのAdobe Stockの解約方法 | 違約金やライセンスなど気をつけたいポイントを徹底解説を参考にしてください。
Adobe Stock(アドビストック)の無料コレクション
なんとAdobe Stockには無料で利用できる素材もあります。
数は通常素材と比べるとそこまで多くないようですが、無料素材も商用利用可能なので無料で利用できるなら積極的に利用するのが良いと思います。
Adobe Stock(アドビストック)のメリット
Adobe Stockにはたくさんのメリットがあります。
- 商用利用が可能
- 検索がしやすい(フィルターが充実していて超優秀)
- 編集可能なベクターデータを利用できる
- Adobe CCとの連携が可能
- 印刷にも耐えられる高解像素材
- 未使用のクレジットは翌月に繰り越しが可能
1つずつ詳しく解説していきます
商用利用が可能
Adobe Stockでダウンロードできる素材は全て商用利用が可能です。
ポスターやチラシなどの印刷物からブログやサイトなどのWEB媒体まで幅広く、プロの方でも安心して使える素材がAdobe Stockには揃っています。
検索がしやすい(フィルターが充実していて超優秀)
Adobe Stockを利用して驚いたのが「検索のしやすさ」です。
目当ての素材を見つけるまでの過程や時間をなるべく時短出来るように検索フィルターが細分化されていて目当ての素材に辿り着くまでが他サービスに比べて圧倒的に早いです。
検索フィルター項目 | フィルター内容 |
---|---|
アセットタイプ | 画像なのかビデオなのかという素材形式 |
サブカテゴリー | 写真 / イラスト / ベクターから選択 |
使用頻度の低い順 | 新着の素材から並べる |
アーティスト | 自国のアーティスト / 海外のアーティストかを選択 |
背景 | 透明orそうでないかを選択 |
方向 | 横長 / 縦長 / 正方形 / パノラマから素材の比率を選択 |
コピースペース | コピーを入れるスペースがある素材かない素材かを選択 |
被写界深度 | 背景のぼけ具合を選択 |
色の鮮やかさ | 素材の色の鮮やかさを選択 |
人物 | 人物を含む素材かそうでない素材かを選択 |
サイズ | 最小の幅と高さを入力してフィルタリング |
カラー | 素材全体のカラーを選択 |
検索フィルター項目は「チェック式」が多いので、探している素材の条件に合わせてチェックを入れていくだけで目当ての素材が絞られて検索されます。
素材探しの時間を劇的に短縮できるのでクリエイティブ作業により時間がさけるようになる
忙しいクリエイターには最高のサービスです
Adobe Stockの詳しい使い方はこちらのAdobe Stockの使い方を現役デザイナーが解説を参考にしてください。
編集可能なベクターデータを利用できる
Adobe Stockはフォトストックサービスとは違い、編集可能なベクターデータを利用が可能です。
色を変更したり、形を変えたりが出来るベクターデータは主にIllustratorで使用することが多いのでグラフィックデザイナーには有難いストックサービスです。
ベクターデータについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
Adobe CCとの連携が可能
Adobe StockはAdobe CCとの連携ができるのも魅力の1つです。
普通に検索なども出来ますがPhotoshopやIllustratorから直接使いたい素材を探すことができます。
- PhotoshopやIllustratorで作業
- 作業を進める上で「ここにこんな素材欲しいなぁ」と気づく
- PhotoshopやIllustratorから直接Adobe Stockを開く
- 欲しい素材を「マイライブラリー」に保存
- ダウンロードした素材をPhotoshopやIllustratorで開く
Adobe CCと連携させればこんな使い方も可能です。無駄が無くスムーズに素材をダウンロードして利用できるのはAdobe Stockの利点です。
購入しなくても低画質サンプルでプレビューすることも可能です
印刷にも耐えられる高解像素材
Adobe Stockでダウンロードできる素材はすべて「高解像度」です。
WEBだけの使用なら問題はありませんが、ポスターなど印刷を想定した制作物にも利用できるほど高解像ですので安心です。
未使用のクレジットは翌月に繰り越しが可能
Adobe Stockでは未使用のクレジットは翌月に繰り越しが可能です。
類似サービスのshutter Stockなどは使わなかった分の翌月繰越しは不可で使わなかった分は消えてしまうのでAdobe Stockのメリットの1つです。
焦って使い切る必要もありません
Adobe Stock(アドビストック)のデメリット
Adobe Stockはメリットが多い有料ストックサービスですが、デメリットはあるのでしょうか?そこまで多くないですが1つ1つ解説します。
日本人の写真素材が少ない
Adobeが日本の企業ではない為仕方がないですが「日本人の写真素材が少ない」です。
少ないと言っても全く無い訳ではありませんので、その辺りは他のストックサービスと遜色はないかと思います。
日本人の写真素材をメインで使いたい方は1度Adobe Stockの無料体験で実際に検索してどれくらいヒットするかをみることをおすすめします。
サブスクプランの場合更新が自動
使い続ける人にはむしろ手間が掛からず有り難いですが、そろそろ辞めようと思っていた人や使わなくなった人にとっては解約のし忘れはデメリットになり得る可能性があります。
有料ストックサービスは自動更新が一般的です
解約すると未使用のライセンス権利も失う
Adobe Stockのサブスクリプションプラン(年間プラン/月々プラン)では契約の途中で解約すると残っている未使用のライセンスも使えなくなります。
Adobe Stockの解約するときの注意点はこちらのAdobe Stockの解約方法で詳しく解説しています。
Adobe Stock(アドビストック)の登録・購入方法
続いてAdobe Stockの登録方法について解説します。初めてAdobe Stockを利用される人は「30日間の無料体験」が適用されるので無料体験から始められる手順で解説していきます。
まず、Adobe Stock公式サイトに移動します。その後右上にあるメニューから「料金プラン」を選びます。
この画面で利用したい料金プランを選べます。
おすすめは「年間プランの素材25点か素材40点」です!
利用したい料金プランが決まったら、利用したい料金プランの「無料体験を開始」をクリックします。
次にログインをします。選んだプランの内容を確認したら、FacebookかGoogleでログインもしくは電子メールアドレスを入力します。
最後に支払い情報を入力すれば登録完了です。お持ちのクレジットカード情報と請求先住所を入力します。
クレジットカード情報を入力しますが、実際に料金が発生するのは無料体験終了後なのでご安心ください。
Adobe Stock(アドビストック)の料金と特長まとめ
Adobe Stockの料金と特長を解説してきましたが長くなったので最後にまとめます。
結論Adobe Stock(アドビストック)はプロも認める優秀な有料ストックサービス
Adobe Stockはクリエイターの仕事効率を上げる業界トップクラスの優秀なストックサービスです。
- Adobe CCとの連携が可能
- 検索フィルターが優秀で検索時間を時短できる
- プロも納得の高品質素材
- 全て商用利用可能
もちろんクリエイターではない人など全ての人におすすめ出来ます。
利用料金も他の類似有料ストックサービスと比べて遜色ありません。(むしろ安い…!)
「実際にAdobe Stockではどんな素材があるの?」「どんなアーティストがいるの?」と疑問に思う方はこちらのAdobe Stockでおすすめのアーティストまとめを参考にしてください。
類似サービス「ShutterStock」との比較
よくAdobe Stockは類似ストックサービス「ShutterStock」と比較されることが多いです。
ShutterStockも仕事で利用していて決して悪くはないですが、Adobe Stockの方が優れている点が多い為、これから腰を据えて利用するならAdobe Stockだと思います。
ShutterStockはAdobe Stockのように「Adobe CCとの連携」や「検索フィルター」が無いのがネックです
ShutterStockも良いサービスなのでもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
Adobe Stock(アドビストック)はAdobe CCと連携させるのがベスト
Adobe Stockの利便性を最大限発揮するには「Adobe CCとの連携」が必要です。
Adobe CCを3万円以上も安く購入する方法はこちらの記事で詳しくまとめていますのでまだAdobe CCを持っていない方は参考にしてください。
Adobe Stock(アドビストック)を始めるならまずは無料体験から
Adobe Stockは優秀なストックサービスなので利用してみたい人は多いかと思いますが、初めて利用するなら「30日間の無料体験」がおすすめです。
期間内なら解約可能です
まずは無料体験から始めてAdobe Stockを使い倒してください。
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【FAQ】Adobe stock(アドビストック)の料金と特長に関するよくある質問
最後にAdobe stock(アドビストック)の料金と特長に関するよくある質問をまとめてみました。