adobe Photoshopのレイヤースタイルの基本と使い方を解説します。
レイヤースタイルは簡単に特殊な効果を設定することが出来る便利な機能です。

プロの現場でも頻繁的に使われています。
今後フォトショップを使う上で長く付き合っていく機能でもありますので、ここでしっかり基本的な使い方を理解しマスターしてください。
ここでは基本的な使い方をご紹介しますが、レイヤースタイルで特によく使うものに関しては別の記事でより詳しく解説しています。レイヤースタイルの基本を理解している方で、応用編を知りたい方はこちらを参考にしてください。


adobe Photoshopのレイヤースタイルとは
レイヤースタイルとはレイヤー自体に特殊な効果を設定できる機能のこと
レイヤー構造になっているので特殊な効果を簡単に順番を入れ替えたり、表示・非表示なども行えるので、非常に使い勝手が良いです。
▼ レイヤースタイルの種類
- ベベルとエンボス
- 境界線
- シャドウ(内側)
- 光彩(内側)
- 光彩(外側)
- サテン
- カラーオーバーレイ
- グラデーションオーバーレイ
- パターンオーバーレイ
- ドロップシャドウ
レイヤースタイルには以上の10種類があります。
Photoshopのレイヤースタイル追加のやり方
まずadobe Photoshopで適当な画像を開きます。
レイヤースタイルを追加したいレイヤーを選択した状態で下記の画像❶のあたりをダブルクリックします。するとレイヤースタイルのパネルが開きます。

レイヤースタイルの構造としては大きく分けて3つに分かれています。
- まず左の列には適用する効果が一覧で並んでいるので、適用したい効果をここから選びます。
- 次に中央で選んだ効果の詳細設定を調整することが出来ます。
- 最後にプレビューで効果を確認することが出来ます。

プレビューのチェックを入れながら作業しつつ最終的な理想のデザインに近づけていくのをお勧めします。

レイヤースタイルは1度に複数の効果を適用することが出来ますので、まとめて適用しておきましょう。
OKを押すまでは決定しないので、様々な効果の設定を調整しつつベストな仕上がりにしましょう。

試しに「ドロップシャドウ」を適用してみました。効果を適用すると、レイヤーの下に効果名が追加されます。
レイヤー上でのレイヤースタイルの操作方法
先ほどの「ドロップシャドウ」で文字レイヤーに効果が追加されました。レイヤースタイルが適用されているレイヤーには右端に「fx」というアイコンが追加されています。
適用した効果の表示・非表示を切り替える

今回は適用した効果は「ドロップシャドウ」の1つだけでしたが、複数追加することも出来ます。
レイヤーの全ての効果を表示・非表示にする場合は1番上の「効果」で一括管理できます。個別でそれぞれ表示・非表示を管理する場合はその下にあるそれぞれの効果名を選びます。
レイヤースタイルの移動

1度設定したレイヤースタイルの効果は他のレイヤーに移し替えることが出来ます。
その際には「fx」をドラッグして移し替えたいレイヤーでドロップします。「fx」が移し替えたいレイヤーに移れば成功です。
効果名を隠してコンパクトにする

複数の効果を追加していくと1つのレイヤーが膨大になって見づらくなり作業効率が下がります。その際、「fx」の隣にある三角マークを押すと効果名を隠すことが出来ます。
adobe Photoshopレイヤースタイルの基本と使い方まとめ
adobe Photoshopのレイヤースタイルは非常に便利な機能ですので、今後ますます使う機会が増えていくはずですので基本をしっかりと理解しておくことが重要です。
特に効果の表示・非表示やレイヤースタイルの移動、効果名を隠してコンパクトにするなどは意外と知られていなかったりもします。これらはレイヤースタイルの便利さをより加速させられるかと思いますので、合わせて身につけてください。